こんにちは、YAMA-GO編集部のりょうです。関西を拠点に、北アルプスを中心にULスタイルで山を楽しんでいます。このブログ「YAMA-GO」では、実際に使ったギアのレビューや選び方、山のノウハウなんかを発信しています。
パタゴニアの子ども服を選ぼうとすると、2Tや5T、XS(5-6)といった見慣れない表記に戸惑いますよね。「うちの子は何cmだから、どれ?」がすぐに分からず、手が止まる人も多いかなと思います。
僕自身は、子どもに着せ比べた経験はありません。そこで今回は、パタゴニア公式のサイズ表を日本のcm表記と年齢別の平均身長に置き換えて整理しました。アウターと肌着でサイズを上げるかどうかまで、判断の筋道をまとめています。
- 2T〜5TとキッズXS〜XXLが日本の何cm・何歳に当たるかの換算表
- 年齢表記で選ぶとXSが大きく出る理由と、5TとXSの間にある谷間
- レトロXやダウンは1サイズ上、キャプリーンとTシャツはジャストで選ぶ根拠
- キッズXXLは何歳まで着られるかと、洗濯で傷めないための注意点
パタゴニアのキッズサイズ感は身長cmで選ぶ
結論から言うと、パタゴニアの子ども服は年齢表記ではなく、子どもの今の身長(cm)で選ぶのがいちばん確実です。目安は2T≒89cm・3T≒97cm・4T≒104cm・5T≒112cmで、キッズはXSの118cmから始まります。

パタゴニアの子ども服は、2T〜5Tの「トドラー」と、XS〜XXLの「キッズ」の2系統に分かれています。どちらの表も、服そのものの寸法ではなく体の寸法(ヌード寸法)です。表の身長と子どもの実測身長を突き合わせれば、大きく外しにくくなります。
2Tとか5Tって、年齢のことなの?うちの子が2歳なら2Tでいいのかな?
僕も最初はそう思いました。でも年齢で当てると、ずれるサイズがあるみたいなんです。一緒に表で確かめてみましょう。
2T・3T・4T・5Tは何cm?日本サイズ換算表
2T〜5Tの公式身長は、89cm・97cm・104cm・112cmです。1サイズ上がるごとに、約7〜8cmずつ大きくなる刻みになっています。日本のサイズ表記と並べると、次のとおりです。(出典:パタゴニア公式『サイズとフィット感の目安 - ベビー&トドラー』)
| パタゴニア | 公式身長 | 体重の目安 | 公式の参考日本サイズ | 日本サイズの身長帯で見ると |
|---|---|---|---|---|
| 2T | 89cm | 13〜15kg | 90 | 90(85〜95cm) |
| 3T | 97cm | 15〜16kg | 95 | 100(95〜105cm)の下端 |
| 4T | 104cm | 16〜18kg | 100 | 100(95〜105cm)の上端 |
| 5T | 112cm | 18〜19kg | 110 | 110(105〜115cm) |
日本の子ども服の「90」「100」は、その数字を中心に前後5cmの身長帯を表す呼び方です(JISの子ども服サイズ規格)。表の右端は、パタゴニアの公式身長がどの帯に入るかを示しています。
ここで気をつけたいのが、3T以上では公式の参考日本サイズが身長より小さめに丸められている点です。3Tは97cmなのに「95」、4Tは104cmなのに「100」と書かれています。
日本サイズの数字だけで選ぶと、実際よりひとつ小さいサイズを見ている感覚になりがち。たとえば身長100cmの子が「100だから4T」を選ぶと、4cmほど先取りした計算になります。アウターならむしろ好都合ですが、肌着だと少し大きく感じるかもしれません。
日本サイズの数字ではなく、公式身長(cm)と子どもの実測身長を比べるのが近道
関連記事:2Tより小さいベビー(月齢表記)のサイズ感はこちら
キッズXS〜XXLの身長目安と何歳に当たるか
キッズ表は男女共通の1枚で、XSの118cmからXXLの169cmまで6段階あります。年齢表記も付いていますが、日本の子の平均身長と並べると、ずれる区間があります。
| パタゴニア(公式の年齢表記) | 公式身長 | 体重 | 胸囲 | 日本サイズの帯 | 日本の平均身長で当たる年齢 |
|---|---|---|---|---|---|
| XS(5-6) | 118cm | 20kg | 61cm | 120 | 6〜7歳ごろ |
| S(7-8) | 132cm | 29kg | 67cm | 130 | 8〜9歳ごろ |
| M(10) | 141cm | 35kg | 70cm | 140 | 10歳ごろ |
| L(12) | 149cm | 43kg | 72cm | 150 | 男子11〜12歳・女子11歳ごろ |
| XL(14) | 156cm | 49kg | 77cm | 160の下端 | 男子12〜13歳・女子14〜17歳ごろ |
| XXL(16-18) | 169cm | 59kg | 85cm | 170 | 男子15〜17歳ごろ |
右端の年齢は、文部科学省の学校保健統計(令和6年度)の平均身長と照らし合わせた目安です。平均値なので、同じ年齢でも体の大きさには個人差があります。(出典:文部科学省『令和6年度学校保健統計(確定値)』)
表を見ると、M(10)より上は公式の年齢表記と日本の平均がほぼ揃っています。いっぽうXSとSは、表記の年齢より1〜2歳上の子に当たる計算です。小さいサイズほど、年齢で選ぶとずれやすいと覚えておくと迷いにくいですよ。
もうひとつの特徴は胸囲です。S〜Mは身長に対して胸囲がやや大きめの設定で、Sの胸囲67cmは日本の130サイズの目安64cmより3cm大きくなっています。
同じ身長なら、日本の子ども服より身幅にゆとりを持たせた前提と読めます。逆にLは日本の150サイズの目安より胸囲が2cm小さく、身幅は控えめです。どちらも体の寸法どうしの比較なので、服の実際のゆとりは次の章のフィット区分で決まります。
年齢表記で選ぶとXSが大きすぎる理由
理由はシンプルで、XS(5-6)の想定身長118cmが、日本の5歳の平均より約8cm高いからです。令和6年度の5歳の平均身長は、男子110.6cm・女子109.6cmでした。
つまり表記の年齢どおりに選ぶと、体よりひと回り大きな服を手にすることになります。袖も着丈も余って、大きすぎたと感じやすいんですね。日本の5歳の平均身長に近いのは、むしろトドラーの5T(112cm)です。
さらに注意したいのが、トドラーとキッズの境目にある空白です。5Tの112cmとXSの118cmの間、つまり身長113〜117cmの子はどちらにもぴったりは当てはまりません。
日本の6歳の平均身長(男子116.7cm・女子115.8cm)は、ちょうどこの谷間に入ります。小学校に上がるころは、5TかXSかでいちばん迷いやすい時期と言えそうです。
谷間にいる子は、アイテムのフィット区分で決めるのが現実的です。ゆとりのあるアウターならXSに上げても着やすく、成長の分も受け止められます。肌に沿わせたい肌着は、窮屈さが出ていないかを実際に着せて確かめたいところです。
試着できない通販では、子どもの身長が5TとXSのどちらの想定身長に近いかを目安にします。115cmを境に、それより低ければ肌着は5T、高ければXSが候補です。合わなかったときに備えて、購入前に返品・交換の条件も確認しておきましょう。
年齢表記だけで選ばない
サイズ名に付いた年齢は、あくまで目安です。購入前に子どもの身長を測り、公式サイズ表の身長(cm)と突き合わせてください。
海外のサイズ表で5Tの身長が違うのはなぜ?
海外のサイズ表で5Tが約122cmになっているのは、米国販売店evoの表だけに見られる外れ値です。日本・ニュージーランド・オーストラリアの公式はいずれも111〜112cmで揃っているので、evo側の誤記の可能性が高いと僕は見ています。
| サイズ | 日本公式 | NZ・AU公式 | 米国販売店 Scheels | 米国販売店 evo |
|---|---|---|---|---|
| 2T | 89cm | 89cm | 35in(約89cm) | 35in(約89cm) |
| 3T | 97cm | 97cm | 38in(約97cm) | 38in(約97cm) |
| 4T | 104cm | 104cm | 41in(約104cm) | 41in(約104cm) |
| 5T | 112cm | 111cm | 44in(約112cm) | 48in(約122cm) |
evoの48in(約122cm)は、キッズXSの118cmより高い値です。2T〜4Tが7〜8cm刻みで並ぶ流れとも合いません。
この値をそのまま信じると、5TをXSより大きいサイズだと思い込んでしまいます。英語圏の表を見るときは1in=2.54cmで換算し、ほかの表と食い違わないかを確かめるのがおすすめです。
英語圏の表にある「Length」も、服の着丈ではなく子どもの身長を指しています。NZ・AUの公式サイトは、寸法は体のサイズで製品の寸法ではないと明記していました。
キッズの胸囲やヒップも、日本公式とNZ公式で数値が違います。たとえばXSの胸囲は、日本公式が61cm、NZ公式が65cmです。日本で買うなら、日本公式の表を基準にするのが混乱しにくいですよ。
この記事の数値は2026年9〜10月に確認した目安です。サイズ表は改定されることがあるので、購入前に公式サイトの最新の表をご確認ください。
大きめ?小さめ?答えはフィット区分にある
パタゴニアのキッズが大きめか小さめかは、ブランド全体ではなく、製品ごとのフィット区分で決まるというのが僕の結論です。サイズ表は体の寸法なので、服の仕上がりのゆとりは表からは読み取れません。

「パタゴニアは大きめ」「いや小さめ」という声、口コミでもよく見かけますよね。ただ、根拠をたどってみると意外とあいまいでした。
結局、大きめと小さめのどっちなの?評判がバラバラで分からないよ。
僕も気になって調べたんですが、ひと言では決められないみたいです。製品ごとのフィット表記に、答えのヒントがありそうですよ。
大きめ・小さめの評判に公式の根拠はある?
「パタゴニアのキッズは大きめ(小さめ)」を裏付ける公式の記述は、見つかりませんでした。国内の口コミでも、子どもの身長と選んだサイズを並べた具体的な報告は、検索ではほとんど見当たりません。
見つかった数少ない声のひとつが、欧州の販売店のスタッフコメントです。キッズ・レトロX・ジャケットについて「小さめなので普段より1サイズ上を」と書かれていました。
ところが、パタゴニアのニュージーランド公式では、同じ製品がRelaxed Fit(ゆったり)と表記されています。1店舗の見解と公式の表記で評価が割れていて、どちらが正しいとは言い切れません。
では「大きい」と感じる声はどこから来るのか。考えられるのは、前の章で見た年齢表記のずれです。5歳でXSを選べば約8cmの先取りになるので、服の作りではなく、サイズの当て方が原因の場合もありそうです。
評判より、子どもの実測身長と製品ページのフィット表記を見るほうが確実
重ね着前提で決まるゆとり レギュラーとリラックス
パタゴニアは、製品のゆとりを4つのフィット区分で示しています。定義はメンズ・ウィメンズで共通で、キッズやベビーの製品ページにも同じ区分が表記されています。
| フィット区分 | 公式の定義(要約) | 子ども服の代表例 |
|---|---|---|
| ぴったり | 体の曲線に沿ってぴったりフィット | — |
| スリム | 細身。テクニカルウェアはベースレイヤーや薄手の中間着の上に着られる余裕を残す | キッズ・キャプリーン・ミッドウェイト |
| レギュラー | 細すぎず大きすぎない。テクニカルウェアは厚手の中間着を下に着られるゆとり | ベビー・レトロX、ダウン・セーター(ベビー・キッズ)、Tシャツ |
| リラックス | 体の上にゆったりとしたドレープを描く | キッズ・レトロX(NZ公式の表記) |
ポイントは、レギュラーのテクニカルウェアが厚手の中間着を下に着られるゆとりを前提にしていて、リラックスはそれ以上にゆったりした区分だという点です。冬にフリースやセーターを中に着込むつもりでも、今の身長ちょうどのサイズで着られる余地があります。
反対に、スリムのベースレイヤーは肌に沿うのが前提の区分です。同じブランドでも、アウターと肌着では「ちょうどいい」の基準がまったく違うんですね。
なお、Tシャツのレギュラー表記は販売店や公式系店舗のものです。製品によって表記が変わることもあるので、買う前に製品ページのフィット欄をひと目見ておくと確実です。
アウターは1サイズ上・Tシャツと肌着はジャスト
レトロXやダウンなどのアウターは、条件がそろえば今の身長より1サイズ上を選んでもよいと考えています。キャプリーンのような肌着とTシャツは、今の身長に合うジャストサイズが基本です。アウターは重ね着と成長の分を受け止められ、肌着は体に沿ってこそ役目を果たすからです。

僕自身、山と道の5ポケットライトパンツは公式サイズ表どおりにSを選び、身長166cmでジャストでした。裾を靴にかぶせて履きたい人なら、ワンサイズ上が合う作りです。サイズ表を基準にして、上げるかどうかは着方で決める。子ども服でも、この考え方は同じかなと思います。
せっかく買うなら、全部大きめにして長く着せたくなっちゃうよね。
その気持ち、すごく分かります。ただ、肌着まで大きくすると困ることもあるみたいなんです。アイテムごとに分けて考えるのがよさそうですね。
レトロXやダウンを1サイズ上げていい条件
結論として、次の3つがそろうなら、アウターは1サイズ上げてよいと考えています。逆にひとつでも欠けるなら、今の身長ちょうどが無難です。
- 製品ページのフィット表記がレギュラーかリラックスである
- 冬に中へフリースやセーターを着込む予定がある
- 上げる先がXS→S・XL→XXLのような大きな段ではない
3つ目の条件が特に大事です。1サイズの上げ幅は、サイズによって大きく違うからです。
| 上げ方 | 公式身長の差 |
|---|---|
| 2T→3T | 8cm |
| 3T→4T | 7cm |
| 4T→5T | 8cm |
| XS→S | 14cm |
| S→M | 9cm |
| M→L | 8cm |
| L→XL | 7cm |
| XL→XXL | 13cm |
トドラーの1段は想定身長で7〜8cmなので、キッズの大きな段に比べれば上げ幅は小さめです。中に着込む分と、シーズン中の成長の分を受け止めやすい幅と言えます。
注意したいのは、キッズのXS→SとXL→XXLです。この2か所は1段で13〜14cmも想定身長が上がり、ほかの段の倍近い差があります。
この2か所で「1サイズ上」を選ぶと、袖丈も着丈も一気に長くなります。袖口が手を覆ったり、裾がもたついたりしやすいので、XS→SとXL→XXLは今の身長ちょうどを優先するのが無難かなと思います。
2T〜5Tのレトロは、ベビー・レトロX・ジャケット(6M〜5T展開)です。XS以上はキッズ・レトロX・ジャケットと名前が分かれるので、探すときは製品名に注意してください。
ベビー・レトロXは、襟・袖口・裾がエラスティック(伸縮する仕上げ)です。袖が少し長くても、袖口の伸縮で手元が収まりやすい作りです。ベビー・ダウン・セーターも、袖口と後ろ裾がエラスティックです。
サイズを上げたときも、袖口の伸縮で手元が収まりやすい作りと言えそうです。ただ袖丈の余り方は製品や子どもの体格で変わるので、できれば試着で確かめてください。さらにベビーのレトロXとダウン・セーターには、きょうだいや知人へ譲る前提で名前を書き込む「hand-it-down」ラベルが付いています。長く着回すことを想定した作りの表れですね。
ひとつ誤解しやすいのは、公式のフィット区分に「成長分を見込んで大きめに作った」という説明が無い点です。成長分を仕様として持たせているのは、袖丈を延ばせる一部の製品に限られます。
たとえばスキー用のキッズ・パウダータウン・ジャケットは「Grow-Fit」仕様です。袖の内側の縫い留めをほどくと袖丈を約3.2cm延ばせる、と米国の販売店が説明しています。こうした仕組みが無い製品は、上げすぎに気をつけたいところです。
パタゴニア ベビー・レトロX・ジャケット
2T〜5Tまでのトドラー向け。レギュラー・フィットで、襟・袖口・裾がエラスティック仕上げ。袖口が伸縮するので手元が収まりやすい作り
パタゴニア キッズ・レトロX・ジャケット
XS以上のキッズ向け。NZ公式の表記はリラックス・フィット。販売店には小さめとの声もあるので、身長と製品ページのフィット表記で判断を
パタゴニア キッズ・ダウン・セーター
レギュラー・フィットで、ラグラン袖の重ね着しやすい設計。中に着込む前提なら今の身長ちょうども選択肢
キャプリーンをジャストで選ぶのは汗冷え対策
キャプリーンは、今の身長に合うジャストサイズで選ぶのがおすすめです。キッズ・キャプリーン・ミッドウェイト・クルーはスリム・フィットで、肌に沿って着る前提の作りだからです。
ベースレイヤーの役目は、肌の汗を吸い上げて外へ逃がすことです。大きすぎると肌との間にすき間ができ、汗を吸い上げる働きが活きにくくなります。
僕は富士登山のとき、山頂に着いたところで汗をかいたヒートテックを着替えて汗冷えを防ぎました。休憩するとすぐ体が冷えたので、乾きやすい素材の大切さは身にしみています。
大人の山でさえ、汗が肌に残ると一気に冷えます。外遊びで汗をかく子どもの肌着も、「長く着せたい」より「体に沿わせて汗を逃がす」を優先したいですね。
細身の肌着は、成長で小さくなったら買い替える前提のアイテムと割り切るのが良さそうです。サイズが合っているうちに、しっかり着倒すイメージで選んでください。
パタゴニア キッズ・キャプリーン・ミッドウェイト・クルー
スリム・フィットのベースレイヤー。肌に沿ってこそ汗を逃がしやすいので、今の身長に合うサイズで
Tシャツはジャストでいい?1枚着は余りが目立つ
Tシャツもジャストが基本です。パタゴニアのキッズやベビーのオーガニックコットンTシャツは、販売店や公式系店舗でレギュラー・フィットと表記されています。もともと細すぎない作りなので、ジャストでも窮屈になりにくいはずです。
Tシャツはふつう1枚で着るので、サイズを上げると肩・袖・着丈の余りがそのまま見た目に出ます。アウターのように、上から重ねて隠すこともできません。
どうしても長く着せたいなら、上げる幅を小さく抑えるのが現実的です。トドラーの1段程度なら、袖を少しまくって着られる場合もあるかもしれません。
ただし、XS→SやXL→XXLのような大きな段を1枚着のTシャツで上げるのは、避けたほうがよさそうです。肩が落ちて裾も長くなり、だぼっとした印象になりやすいからです。
長く着せるコツ|何歳まで着られる?洗濯で縮む?
長く着せるコツは、サイズを無理に上げるより、洗濯表示を守って傷めずに着回すことです。キッズの最大サイズXXLは身長169cm想定なので、体格によっては高校生や小柄な大人まで着られる幅があります。
子ども服はすぐ小さくなるイメージがありますよね。パタゴニアの場合は、上のサイズまでの選択肢と、洗い方の両方を知っておくと長く付き合えます。
キッズXXLは何歳まで?大人も着られる?
キッズXXL(16-18)の公式身長は169cmです。日本の男子でいうと、15〜17歳の平均身長(168.6〜170.8cm)の帯に当たります。
男の子なら、平均的な体格で高校生くらいまで着られる計算です。女の子は17歳の平均が158.0cmなので、平均的な体格ならXL(156cm)の帯に収まりそうです。
もちろん体の大きさには個人差があるので、年齢はあくまで目安として見てください。
大人が着る選択肢もあります。キッズXXLの胸囲85cmは、大人のウィメンズXS(83〜85cm)とほぼ同じ帯です。国内のアウトドアメディアでも、大人のSサイズの人がキッズXLを着た例や、大人の女性がボーイズXXLを着る例が紹介されています。
ただし、キッズXXLは身長169cm・ヒップ89cmを想定した作りです。ウィメンズXSとは着丈や身幅のバランスが違うので、胸囲が合っても丈感は試着で確かめるのが確実です。
関連記事:パタゴニアのキッズXXLは大人も着られる?身長目安と注意点
洗濯で縮む?素材別の洗い方と乾燥の注意
結論として、公式の製品ページに「洗濯で縮む」という記載はありません。レトロX・ダウン・セーター・キャプリーンは、いずれも合成繊維が主体の素材です。ただ、記載が無いことは縮まない保証ではないので、洗濯表示どおりに扱うのが前提になります。
| 製品 | 洗い方 | 乾燥・アイロンなど |
|---|---|---|
| レトロX(ベビー・キッズ) | 洗濯機で温水洗い・漂白不可 | タンブラー乾燥は低温・アイロン不可 |
| ダウン・セーター(ベビー・キッズ) | 洗濯機で冷水洗い・漂白不可 | タンブラー乾燥は低温・アイロンとスチーム不可 |
| キャプリーン・ミッドウェイト(キッズ) | 洗濯機で温水洗い・漂白不可・柔軟剤不可 | タンブラー乾燥は低温・アイロンは低温 |
ダウン・セーターは、テニスボール2個と一緒に乾燥させると仕上がりが良いと公式が案内しています。乾燥機を使える家庭なら、試してみる価値はありそうです。
キャプリーンは柔軟剤が使えません。ふだん柔軟剤入りの洗剤を使っている家庭は、ほかの洗濯物と分けて洗うなど気をつけたいポイントです。
いちばん気をつけたいのは、コットンのTシャツです。欧州の販売店には、大人用Tシャツについて「製造段階で生地を洗い加工済み」とする説明があります。キッズTシャツでも、「脇の縫い目が洗濯時のねじれや縮みを抑える」とする販売店の説明が見られました。
ただ、どちらも販売店の説明で、縮み率の公式な数値は確認できませんでした。海外の購入者レビューには、大人用のコットンのポロシャツやフランネルシャツが数回の洗濯で縮んだという声もあります。キッズ製品の報告ではないものの、コットンは高温の乾燥を避けておくのが無難です。
洗う前に確認したいこと
洗濯表示は製品や年式によって変わることがあります。手元の服のタグと、公式サイトの最新の案内を必ず確認してから洗ってください。
パタゴニアのキッズサイズ感のよくある質問
18-24Mと2Tはどう違うのですか?
月齢表記とT表記が並んでいるだけで、体重の帯と公式の参考日本サイズ(90)は同じです。目安の身長も、18-24Mは84〜89cm、2Tは89cmと上限がそろっています。サイズ表の数値上はほぼ同じ帯なので、売り場にある方や欲しい製品の展開で選んでよいと思います。ただ製品ごとに作りが違うこともあるので、気になるときは製品ページの表記も見ておくと安心です。
男の子と女の子でサイズ表は違いますか?
日本公式のキッズ表は男女共通の1枚です。米国の販売店ではボーイズ・ガールズ別の表が使われ、身長や胸囲を幅で示しています。日本で買うなら、日本公式の表を基準にするのが分かりやすいですよ。
フリマや中古で買うとき、出品に書かれたcmは信じていいですか?
そのまま信じないほうが安心です。たとえば「12-18M(90cm)」のように、公式の参考日本サイズ(12-18Mは85)と違うcmを併記した出品も見られます。中古品は、出品者が測った身幅・着丈の実寸で判断するのが確実です。
身長と体重で別のサイズに当たるときは、どちらを優先しますか?
まず身長で選び、体重は窮屈さの確認に使うのが無難です。トドラーの体重目安は、2Tが13〜15kg、3Tが15〜16kg、4Tが16〜18kg、5Tが18〜19kgです。幅が狭く、隣のサイズと境目が重なっています。袖や着丈を決めるのは身長なので、体重だけ上のサイズに当たる子は、身幅がきつくないかを着せて確かめてください。
パタゴニアのキッズサイズ感は身長cmとフィット区分で決まる
年齢じゃなくて、今の身長で選ぶのが大事なんだね。
そうなんです。あとはアウターと肌着で上げるかどうかを分ければ、大きく外しにくいと思いますよ。
パタゴニアの子ども服は、年齢表記ではなく今の身長(cm)で選ぶのが基本です。そのうえで、アイテムのフィット区分を見てサイズを上げるかを決めましょう。

- 2T≒89cm・3T≒97cm・4T≒104cm・5T≒112cm。3T以上は日本サイズの数字が身長より小さめに丸められている
- キッズXS(5-6)は118cmで、日本の5歳平均より約8cm高い。5歳児には5Tが近い
- 身長113〜117cmは5TとXSの谷間。アイテムのフィット区分で決める
- ゆとりのあるアウターは1サイズ上も選択肢。ただしXS→S・XL→XXLは段差が大きい
- キャプリーンとTシャツはジャスト。肌着は体に沿ってこそ汗を逃がしやすい
- キッズXXLは身長169cm想定。男子なら高校生くらい、小柄な大人も選択肢になる
- 洗濯は表示どおりに。コットンは高温の乾燥を避ける
ここで紹介した数値は、あくまで一般的な目安です。サイズ表や洗濯表示は改定されることがあるので、正確な情報はパタゴニア公式サイトの最新のサイズ表と製品ページでご確認ください。
迷ったときは、店舗のスタッフに相談したり試着したりして確かめるのが安心です。最終的には、お子さんに実際に着せたときの動きやすさで判断してくださいね。
