こんにちは、YAMA-GO編集部のりょうです。関西を拠点に、北アルプスを中心にULスタイルで山を楽しんでいます。このブログ「YAMA-GO」では、実際に使ったギアのレビューや選び方、山のノウハウなんかを発信しています。
キャラバンのC1-02Sを買おうとして、「普段と同じサイズでいいの?」と迷っていませんか。登山靴は大きめが基本と聞くと、余計に悩みますよね。
僕は普段25cmのアディダスを履いていて、C1-02Sも25cmを選びました。厚めの靴下を履いてぴったりで、この1足で富士山・奥穂高岳・槍ヶ岳を歩いています。
この記事では、その実体験とメーカー公式の情報、ほかの人が選んだサイズの実例をもとに、足型別のサイズの選び方をまとめました。通販で買う前の判断材料にしてもらえたらうれしいです。
- C1-02Sが普段と同じサイズで合いやすい理由
- 幅広・細身など足型別のサイズの選び方
- 厚手靴下込みで失敗しない試し履きと調整のコツ
- 通販で買うときの注意点と寿命の目安
結論|C1-02Sは普段と同じサイズから試し、+0.5cmまでで収まる人が多い
結論から言うと、C1-02Sは普段の靴と同じサイズから試せばよく、厚手の登山用靴下を履いても同サイズ〜+0.5cmで収まる人が多いです。幅とつま先にゆとりのある作りなので、公式目安の上限の+1.0cmまで上げると緩くなりやすいからです。

ただし、細身の足の人は選び方が少し変わります。足型ごとの詳しい選び方は、後半の「足型別に見るキャラバン登山靴のサイズの選び方」で整理しました。
登山靴って、普段より大きめを買うものじゃないの?
僕もそう聞いていて、最初はかなり迷いました。でもC1-02Sは、公式の仕様や実例を見ると、ちょっと事情が違うんですよ。
へえ、そうなんだ!どう違うのか知りたいな。
サイズの差はあくまで一般的な目安です。最終的には、山で履く靴下を履いた試し履きで決めてください。
普段25cmの僕はC1-02Sも25cmでぴったり
僕がC1-02Sを買ったのは2017年6月です。初めての富士登山に向けて、スポーツショップで選んだ1足でした。
当時の普段履きは25cmのアディダス。C1-02Sも同じ25cmを選び、厚めの靴下を履いた状態でサイズ感はぴったりでした。大きめのサイズを試す必要は感じなかったです。
足の幅や甲の高さは人それぞれです。僕の例は、普段25cm前後の人のひとつの実例として読んでください。
僕のサイズの実例
普段の靴:アディダス25cm
選んだC1-02S:25cm(普段と同じ)
合わせた靴下:厚めの靴下
履いた感想:サイズ感ぴったり・重すぎず歩きやすい
C1-02Sを選んだ理由は3つありました。クチコミ評価が高く初心者向けの定番だったこと。国産メーカーで、日本人の足型に合わせて作られていること。そしてゴアテックスで、防水性と透湿性が高いことです。
店員さんに教わったのは、靴底の硬さを確かめることでした。安い靴には底が柔らかく、手で簡単に曲がってしまうものもあるんです。お店で触れるなら、底を曲げて比べてみてください。
履いてみた第一印象は「重すぎず歩きやすい」。公式の重量は片足約590g(26.0cm)です。デザインもかわいらしく、普段使いにも合わせやすいかなと感じました。
富士山から槍ヶ岳まで履き続けた25cmの実感
この25cmで、2017年7月の富士山(吉田ルート)を歩きました。1週間後の奥穂高岳も同じ装備のままで、靴は替えていません。
2018年8月には、新穂高温泉ルートから槍ヶ岳へ。下山日は朝から晩まで雨でしたが、終日の雨でも浸水は一切ありませんでした。
本格的に何度も通うのでなければ、これで十分。それが3つの山を歩いた僕の正直な感想です。「1つだけ買うなら登山靴」と思えたのも、岩場で足裏が痛くなりにくかったからでした。
一方で、失敗もあります。初めての富士登山の下山では、8合目から砂利の坂が続きました。階段がなく、ひたすら自分の足でブレーキをかけ続ける道です。
その結果、親指と小指に負担がかかり、両足で5か所の水ぶくれができました。トレッキングポールを持っていかなかったことも、正直かなり後悔しています。
下りでは足が靴の中で前へずれ、つま先や指に負担が集中しやすくなります。サイズが合っていても、紐の締め方や道具次第で足は痛むもの。対策は後半の「インソールと紐で直す」で詳しく書きますね。
公式の「大きめ推奨」をC1-02Sにそのまま当てはめなくてよい理由
キャラバン公式の「普段より0.5〜1.0cm大きめ」は、全モデル共通の試し履きの出発点です。C1-02Sは幅とつま先にゆとりがあるぶん、実際には同サイズ〜+0.5cmに収まる人が多く、上限の+1.0cmまで上げた例は少数でした。

数字だけを見て+1.0cmを選ぶと、大きすぎる側に外しやすいモデルといえます。その理由を、実例と作りの両面から見ていきます。
メーカー目安は+0.5〜1cm・実例は同サイズ寄り
公式の登山靴の選び方ページは「普段の靴より0.5〜1.0cmほど大きめで試し履きを」と勧めています。ただし最終的な判断基準は、かかと側に指が1本入るかどうか。数字は試し始める位置にすぎません。(出典:キャラバン公式『目的に応じた登山靴の選び方』)
世間でよく聞く「+0.5〜1.0cm」も、厚手靴下のぶんを足した目安です。幅が2E前後の一般的な登山靴を想定した数字なんですね。
では、C1-02Sを実際に買った人はどうだったのか。価格比較サイトのユーザーレビューと実機レビューから、普段のサイズとの差が書かれたものを並べました。
| 普段の靴 | 選んだC1-02S | 差 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 25.0cm(僕) | 25.0cm | ±0 | 厚めの靴下でぴったり |
| 27.5cm | 27.5cm | ±0 | 幅広・甲高。大きめは緩くなりすぎると判断(実機レビュー) |
| 25.5cm | 26.0cm | +0.5 | 26.5cmも検討したが26.0cmに |
| 27.0cm | 27.5cm | +0.5 | 最初のサイズでしっくりこず0.5cm上げた |
| 29.5cm | 30.0cm | +0.5 | 29.5cmの設定がないため。紐の結び方で調整 |
| 26.5cm | 27.5cm | +1.0 | 付属のハーフインソールを併用 |
差の範囲は「普段と同じ〜+1.0cm」で、+0.5cmの例がいちばん多い結果でした。公式目安の範囲(+0.5〜1.0cm)に入る例も6例中4例ありますが、上限の+1.0cmは1例だけで、その人も付属のハーフインソールで余りを詰めています。
一般的な目安より、小さい側に寄っているのがC1-02Sの特徴です。幅広・甲高の実機レビュー筆者も、大きめは緩くなりすぎるかもと指摘していました。
普段の靴が細身のスニーカーか、ゆったりした靴かで、差の出方は変わります。普段のサイズは出発点として考えてください。
ワイズ3Eとつま先のゆとりが厚手靴下を吸収する
同じサイズで収まりやすい一番の理由は、ワイズ3Eという幅の広さです。日本人の標準とされる2Eより一段広く、C1-02Sにはこの3Eしか設定がありません。
横方向にゆとりがあるので、厚手靴下のぶんの厚みを幅と甲で受け止めやすい作り。そのため、長さを上げずに済む人が出てきます。
つま先にもゆとりがあります。公式は設計の特徴として「つま先まわりのゆとり」を挙げ、TPU樹脂のカップでつま先を保護しています。専門メディアも、日本人の足に合わせてゆとりをかなり持たせた形状と評価していました。(出典:キャラバン公式オンラインストア『C1_02S』製品ページ)
逆に言えば、このゆとりにさらに+1.0cmを重ねると、靴の中で足が泳ぎやすくなります。かかと浮きや下りでの前滑りにつながるので、むやみに上げないのが無難です。
| 項目 | C1-02Sの公式仕様 |
|---|---|
| サイズ展開 | 22.5〜29.0cm(0.5cm刻み)と30.0cm |
| ワイズ | 3E(レギュラー)のみ |
| 重量 | 約590g(26.0cm・片足) |
| 防水 | ゴアテックス メンブレン |
| 付属品 | ハーフインソール |
| 設計の特徴 | つま先まわりにゆとり・アキレス腱部を浅めにカット |
足型別に見るキャラバン登山靴のサイズの選び方
足型で変わるのは、サイズの数字より「直し方」です。幅が足りない足は幅の広い靴へ、余る足はサイズを上げずに中身を詰める。向きが真逆なので、まず自分がどちらかを知るのが近道です。

足の形で、サイズの選び方まで変わっちゃうの?
変わりますね。実例や公式の案内を見ても、幅が足りるか余るかで対処が分かれていました。一緒に確かめてみましょう。
| 足の特徴 | C1-02Sで起こりやすいこと | サイズ・調整の考え方 |
|---|---|---|
| 幅広・甲高 | 幅や甲が当たりにくい | 普段と同サイズから。長さが足りなければ+0.5cm |
| 標準(2E前後) | 横にややゆとり。厚手靴下でちょうどよくなりやすい | 同サイズ〜+0.5cmを履き比べる |
| 細身・甲低 | 横と甲が余り、かかと浮き・前滑りが出やすい | サイズは上げない。ハーフインソール・紐・厚手靴下で詰める |
| 左右差がある | 小さい方に合わせると片足だけ痛む | 大きい方の足で決め、小さい方を調整 |
幅広・甲高の足は同サイズでも幅と甲が当たりにくい
幅広・甲高の足は、C1-02Sと相性のいいタイプです。海外ブランドで小指の付け根や甲が当たっていた人でも、当たりにくいとされています。
日本人は、足長と足幅の比率が「10:4」の人が半数以上といわれます。欧米人に多いのは「10:3.5」。海外の登山靴が数字どおりに合わないのは、この差が大きいんですよね。
サイズは普段と同じから試して、長さが足りなければ+0.5cmへ。実機レビューでも、幅広・甲高の筆者が普段と同じ27.5cmで合っていました。
僕がC1-02Sを選んだのも、国産メーカーで日本人の足型に合わせた作りという点が決め手のひとつでした。
幅がきついからと長さを上げると、長さが余って下りで足が前に滑ります。幅の問題はサイズアップでは解決しにくい点に注意してください。
細身の足だと緩い?サイズは上げないのが正解
細身・甲低の足だと、横と甲が余って緩く感じやすいです。それでもサイズは上げず、普段と同じサイズを選ぶ方が合いやすいです。
3Eのゆとりが余ると、足が靴の中で動きます。その結果、かかとが浮いたり、下りでつま先へ滑ったりしやすくなるんです。大きめを選ぶと、この余りがさらに増えてしまいます。
余りを詰める方法は、主に次の3つです。
- 付属のハーフインソールを敷いて、前足部の空間を詰める
- 足首側の紐を強めに締めて、かかとを固定する(ヒールロック)
- 山で履く厚手の登山用靴下で合わせる
公式も、細い足や低いアーチの人にはハーフインソールやフルインソールでの調整を案内しています。ハーフインソールは前足部の高さを足して、甲側の空間を減らす道具です。(出典:キャラバン公式『登山靴の正しいフィッテング方法』)
ただし、0.5cm以上の長さの差を縮めるものではありません。長さが明らかに余るなら、サイズ自体を見直してください。
緩さを靴下の重ね履きで埋めるのもおすすめしません。靴がきつくなるほど厚い靴下を詰め込むと、血流を妨げて逆効果です。
3Eでもきつい・まだ余るなら別ブランドも候補
3Eでも幅がきつい、インソールを入れても余る。そんなときは、無理にC1-02Sに合わせず、木型の違うブランドを見るのが近道です。C1-02Sには4E以上の設定がありません。
| 状況 | 候補の方向 | 理由 |
|---|---|---|
| 3Eでも幅がきつい | シリオ(3E〜4E+展開)、モンベルのワイドモデル(4E〜) | 4E以上の幅が選べる |
| 細身で余る | スカルパ、スポルティバなど欧州ブランド | 幅・甲が狭めの木型が多い |
| もっと軽く柔らかく | キャラバン C1_DL MID/LOW | 軽さ重視の入門モデル |
| 岩場・縦走も視野 | キャラバン グランドキング系(GK-ALT HI 等) | ソールの剛性・耐久寄り |
| 年に数回の低山だけ | レンタル | C1-02Sを採用する店も多く、買わずに済む |
ちなみに僕が愛用しているスポルティバも、甲・幅とも狭めの傾向があるブランドです。同じcm表記でも、ブランドごとに木型が違えばフィットは大きく変わります。
ブランドの傾向はモデル改定で変わることもあります。表は候補を絞る出発点として使い、最後は実物を試し履きして決めてください。キャラバンの別モデルに乗り換える場合も、幅の感覚はモデルごとに確かめるのが確実です。
厚手靴下込みでジャストを決める試し履きのコツ
コツは、山で実際に履く厚手の登山用靴下で「つま先を前に当てて、かかとに指1本」を確かめることです。靴下の厚みでサイズ感が変わるので、試し履きと本番で靴下を変えないのが大前提になります。

靴下の厚みの違いで、サイズ感は0.5〜1サイズ相当ずれることがあります。薄手で合わせた靴を厚手で履けばきつく、逆なら緩くて滑る原因に。
靴下の厚さで、そんなに変わるんだね。
靴だけ選んで、靴下は手持ちで済ませがちですよね。山で履く1足を先に決めてから試すのが確実です。
C1-02Sの公式の想定用途は、富士登山・尾瀬・屋久島などのトレッキングです。こうした山なら、3シーズン用の中厚手〜厚手の登山用靴下で合わせるのが前提になります。
厚さの表記はブランドごとに基準が違います。ラベルの「厚手」だけで判断せず、実際に山で履く1足を持っていって試してください。
25cmと25.5cmで迷ったらかかとに指1本
普段25cmの人なら、まず試すのは25.0cmと25.5cmです。掲載した実例では、+1.0cmまで上げた人は付属のハーフインソールで余りを詰めていました。26.0cmは、この2つで指1本の余裕が取れないときに試す位置づけと考えてください。
25.0cmは全カラーで選べるサイズです。デザートサンドだけは26.0cmまでの展開なので、大きめの人は色選びにも注意してください。
迷ったときは、次の順番で確かめると判断しやすくなります。
- 中厚手〜厚手の登山用靴下を履く
- 25.0cmに足を入れ、紐を緩めたままつま先を前に当てる
- かかと側に指が1本入るかを見る
- 紐を締めて傾斜台で下りの姿勢をとり、つま先が当たらないか確かめる
- 当たるなら25.5cm、緩くてかかとが浮くならハーフインソールを入れて再確認
指は「かるく1本」入るのが適正です。スカスカで簡単に入るなら大きすぎ、押し込まないと入らないなら小さすぎ。指1本ぶんは、およそ1〜1.5cmの余裕にあたります。
インソールを抜いて乗る方法もあります。かかとを合わせて立ち、つま先側に指1本ほどの隙間があるかを見るやり方です。足幅がインソールからはみ出さなければ、幅も合っている目安になります。
足が痛い・緩いときはインソールと紐で直す
痛みや緩さの多くは、サイズを替える前に、インソールと紐の締め分けで改善できることがあります。まずは痛む場所から原因を切り分けましょう。
| 痛む場所・症状 | 考えられる原因 | 対応の方向 |
|---|---|---|
| 下りでつま先・爪が当たる | 捨て寸不足、足首側の紐が緩い | 下りの前に足首側を締め直す。指1本の余裕がなければ+0.5cm |
| かかとが浮く・擦れる | 大きすぎ、足首の締め不足、細身の足 | ヒールロック、ハーフインソール、サイズを下げる |
| 小指・親指の付け根が横から痛い | 幅不足(3Eでも足りない幅広) | 幅の広いブランドを検討する |
| 甲が痛い | 紐の締めすぎ、甲高 | 甲の部分だけ緩める。インソールで底上げしすぎていないか確認 |
| くるぶし・履き口が痛い | ミドルカットに不慣れ、むくみ | 履き慣らす。一番上のフックを締めすぎない |
僕が富士山の下りで苦労したように、長い下りはつま先に負担が集中します。下りに入る前に、足首側の紐を締め直すのが基本の対策です。
C1-02Sはミッドカットで、足首の上部にフックがあります。ハイカットほどの固定力はありませんが、同じ考え方で微調整はできますよ。
紐はつま先側から1段ずつ締めていきます。足首部分は、紐を後ろへ引いてからフックに掛けるのがコツです。一番上のフックは締め込みすぎないようにしてください。
足の甲や、親指と人差し指の間にしびれが出たら締めすぎのサインです。紐を緩めても続く場合は、医療機関に相談してください。
新品でいきなり長時間の山行に使うのも避けたいところ。合計10〜20時間ほど履き慣らすのが目安です。僕も購入直後は、近場の金剛山で試し履きする予定を立てていました。
キャラバン登山靴を通販で買っても失敗しない?
C1-02Sは、ワイズが3Eの1種類だけなので、通販で選ぶのは長さだけです。幅の選択肢で迷うことがない点は、通販向きといえます。
ただ、初めての登山靴なら、一度は同じモデルを履いてから買う方が安心です。幅が自分の足に合うかどうかは、数字だけでは分からないからです。
通販での失敗の典型は2つあります。普段+1.0cmを機械的に選んで緩いケースと、細身の足で同サイズでも余るケースです。
いちばん外しにくいのは、取扱店でC1-02Sのサイズを確定してから、通販で同じサイズを買う流れ。C1-02Sはレンタルでもよく採用されているので、レンタルでサイズ感を試してから買う手もあります。
公式ストアの返品条件
キャラバン公式オンラインストアは、商品到着後7日以内の連絡が必要です。未使用・ペーパータグ付き・箱付きが条件で、返送料は自己負担になります。セール品や特別価格品、素足で履いた靴は返品・交換ができません。
届いたら、屋外では履かずに室内で確かめましょう。チェックするのは次の4点です。
- 山で履く登山用靴下で、かかとに指1本入るか
- インソールを抜いて乗り、つま先の余りと幅のはみ出しがないか
- 階段や坂の下りで、つま先が当たらないか
- 緩いときは、付属のハーフインソールを入れて再確認
価格はメーカー希望小売価格が20,900円(税込・2026年8月時点)です。実売はおおむね11,980〜15,000円前後で、時期や販売店によって変わります。
僕も当時、15,000円以下で手に入る点には満足していました。正確な価格や返品条件は、購入前に公式サイトや各販売店でご確認ください。
キャラバン C1-02S
ワイズ3E・ゴアテックス搭載の入門定番。筆者が履いたときは、終日雨の槍ヶ岳の下山でも浸水しませんでした(使用条件により異なります)
価格目安:メーカー希望小売価格 20,900円(税込)
キャラバン登山靴は何年もつ?寿命と点検の目安
C1-02Sの寿命は、年数だけで決めず、使用量・保管状態とシーズン前の点検で判断するのが現実的です。よく聞く「製造後5年程度」は、ポリウレタン製ミッドソールについての目安だからです。
C1-02Sのミッドソールは、公式仕様でEVAという素材です。東京都のテストでは、ポリウレタン製は加水分解で強度が大きく落ちました。一方のEVA系は加水分解せず、逆に硬くなったと報告されています。(出典:東京都消費生活総合センター『事故防止テスト・シリーズ 登山靴・トレッキングブーツ』)
つまり、5年という数字をそのまま当てはめる必要はありません。ただし公式は、年数がたつとゴム材の硬化や接着剤の劣化が起こりうるとしています。EVAでも、接着部の剥がれには注意が必要ですね。
EVAはクッション材として使ううちに潰れ、反発が落ちていく性質もあります。よく山に行く人ほど、履き心地の寿命は年数より先に来るかもしれません。
僕のC1-02Sも、2017年に買って翌年の槍ヶ岳まで使いました。雨の中でも浸水はなかったものの、年数がたった靴ほど出発前の確認は欠かせないと感じています。
シーズン前の点検ポイント
靴底を繰り返し曲げて、ひび割れがないか
ソールの剥がれや、接着部の浮きがないか
ゴムが硬くなっていないか
クッションがへたって、履き心地が落ちていないか
剥がれを見つけたら、修理も選択肢になります。キャラバンはソールの張り替えを「一部の商品を除き」受け付けていて、可否はリペアルームへの問い合わせです。
修理期間は約4〜6週間が目安です。直接依頼の場合は代引きでの返送になり、手数料が330〜440円かかります。修理代が税込10,000円以上なら、配送料と手数料は無料です。
実売価格との差を見て、張り替えか買い替えかを決めるのがおすすめです。C1-02S個別の料金は公式に載っていないので、事前に問い合わせてください。
保管は風通しのよい下駄箱などで、押入れのような高温多湿の場所は避けます。濡れたときはストーブで乾かさず、布や新聞紙で水分を取ってください。
長く眠らせていた靴を、いきなり本番の山に使うのは避けましょう。異常がなくても、万一の剥がれに備えて紐やテープを持っていくと安心です。
キャラバン登山靴のサイズ感に関するよくある質問
キャラバンの登山靴にハーフサイズはありますか?
C1-02Sは22.5〜29.0cmまで0.5cm刻みで展開されていて、ハーフサイズも選べます。ただし29.0cmの次は30.0cmで、29.5cmの設定はありません。29.5cmで迷う人は、29.0cmか30.0cmの2択になります。また、デザートサンドのカラーは26.0cmまでの展開です。
市販のインソールに交換してもいいですか?
交換自体は選択肢のひとつです。ただ、まずは付属のハーフインソールで調整してみるのがおすすめです。インソールを替えると厚みが変わり、サイズ感も変わります。交換後は登山用靴下を履いて、かかとに指1本入るか、甲が当たらないかを確かめ直してください。
普段25cmの人がC1-02Sの26.0cmを選ぶとどうなりますか?
長さに余りが出やすく、下りで足が前に滑ったり、かかとが浮いたりする原因になりがちです。実例でも、普段より1.0cm大きいサイズを選んだ人は付属のハーフインソールで余りを詰めていました。26.0cmにするなら、インソールでの調整が必要になる場合があると考えてください。まずは25.0cmと25.5cmを試すのがおすすめです。
試し履きは何時ごろに行くのがいいですか?
足は夕方にむくみやすいので、午後に試すのがおすすめです。朝の足でぴったりに合わせると、行動の後半にむくんで痛くなることがあります。20〜30分ほど店内を歩いて、当たりが出ないかも確かめると安心ですよ。
冬や雪山でも同じサイズで履けますか?
メーカーがC1-02Sの用途として挙げているのは、富士登山や尾瀬・屋久島のようなトレッキングです。雪山を考えている場合は、その山に合う靴を登山用品店で相談するのが安全です。寒い時期に靴下を厚くするときも、靴がきつくなるほど厚くするのは避けてください。足が締めつけられて血流が滞り、かえって冷えにつながります。
まとめ:キャラバン登山靴のサイズ感は普段サイズが基本
大きめを選べば安心、ってわけじゃないんだね。
そうなんです。C1-02Sは普段のサイズから試して、足の形に合わせて調整するのがよさそうですね。
キャラバンのC1-02Sは、幅とつま先にゆとりのある作りです。そのため、普段と同じサイズから試して、厚手の登山用靴下でも同サイズ〜+0.5cmで収まる人が多い登山靴でした。

- 幅3Eとつま先のゆとりで、普段サイズのまま厚手靴下を受け止めやすい
- 公式の+0.5〜1.0cmは出発点。実例は同サイズ〜+0.5cmが中心
- 幅広・甲高は同サイズから、細身はサイズを上げずにインソールと紐で詰める
- 試し履きは山で履く靴下で、かかとに指1本を確認
- 通販で選ぶのは長さだけ。幅が合うかの確認と返品条件、室内での試し履きを忘れずに
- 寿命は年数だけで決めず、使用量とシーズン前のソール点検で判断
ここで紹介したサイズの差は、あくまで一般的な目安です。足の形は人それぞれなので、絶対にこれが正解という話ではありません。
正確な仕様や返品条件は公式サイトをご確認ください。最終的なサイズの判断は、登山用品店のスタッフにも相談してみてくださいね。
他ブランドとのサイズ感の違いも知りたい方は、こちらの早見表が参考になります。
関連記事:登山靴のサイズ感をブランド別比較
