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登山 レインウェア 軽量モデルの選び方とおすすめ比較

こんにちは、YAMA-GO編集部のりょうです。関西を拠点に、北アルプスを中心にULスタイルで山を楽しんでいます。このブログ「YAMA-GO」では、実際に使ったギアのレビューや選び方、山のノウハウなんかを発信しています。

レインウェア選びって正直迷いますよね。今回は実際に使った中から、タイプ別に整理してみました。登山靴と同じくらい命に関わる装備だからこそ、妥協したくない一方で、荷物はできるだけコンパクトにしたい。そんな悩みを持っている方は多いと思います。最近はゴアテックス以外にも優れた素材がたくさん登場していて、コスパが良くて安いモデルや、驚くほどしなやかなアイテムが増えています。

この記事では、初心者からステップアップしたい方に向けて、おすすめのブランドを比較しながら、メンズとレディースそれぞれの目線で本当に使える一着を見つけるお手伝いをします。登山 レインウェア 軽量という条件で探しているあなたの疑問を、私の実体験を交えながらスッキリ解消していきましょう。

  • 最新の防水透湿素材の仕組みと特徴がわかる
  • 2.5層構造と3層構造の違いと選び方がわかる
  • 自分のプレイスタイルに合ったおすすめモデルが見つかる
  • 過酷な環境で快適に過ごすためのレイヤリングのコツがわかる

登山のレインウェアで軽量な素材とは

レインウェアの軽量化には高機能素材が鍵となることを説明する図

レインウェアを軽くするためには、単純に生地を薄くするだけでは不十分で、いかに高機能な素材を使うかが鍵になります。

ここでは、私が実際にフィールドで着てみて感動した、最新の素材テクノロジーについて、少し深掘りしてお話ししますね。

ゴアテックス以外の革新的メンブレン

とりあえずゴアテックスの時代は終わり、目的に合わせた素材選びが必要であることを示す図

レインウェアといえば「ゴアテックス(GORE-TEX)」というイメージが圧倒的に強いですよね。何を隠そう、私も登山を始めたばかりの頃は「とりあえずゴアテックスのマークが付いているものを買っておけば間違いない」と信じ込んでいました。

ですが、最近の各メーカーの素材開発競争は本当に凄まじく、ゴアテックス以外の素材(メンブレンと呼ばれる防水透湿の膜)の進化から目が離せません。それぞれのブランドが「軽さ」「柔らかさ」「通気性」など、特定の強みに特化した尖ったメンブレンを生み出しているんです。

しなやかさ重視のダーミザクス、通気性重視のネオシェル・フューチャーライト、超軽量重視のパーテックス・シールドの解説

まず個人的に大注目しているのが、日本の東レが開発した「ダーミザクス(Dermizax)」に代表される親水性無孔質のポリウレタンメンブレンです。

ゴアテックスのような従来の素材は、水滴より小さく水蒸気より大きい「ミクロの穴(微多孔質)」が無数に空いている構造でした。一方、ダーミザクスには物理的な穴が一切ありません。ではどうやって湿気を逃がすのかというと、メンブレン自体がウェア内の湿気を吸い込み、化学的な反応で外へ放出するというメカニズムを持っています。

ポイント

  • 物理的な穴がないため、皮脂や汗の塩分、泥汚れによる目詰まりが起きない
  • 長期間ハードに使っても透湿性が低下しにくく、経年劣化に強い
  • 穴が開いていない分、生地自体にゴムのような高いストレッチ性を持たせられる

要するに、岩場で手足を大きく動かしても生地が突っ張らず、ダイナミックな動きにピタッと追従してくれるということです。長時間の行動では、この「しなやかさ」が疲労の軽減に直結してくるかなと思います。

さらに見逃せないのが、ナノスピニング技術(エレクトロスピニング)を用いた次世代メンブレンです。代表的なものに、ポーラテック社の「ネオシェル(NeoShell)」や、ザ・ノース・フェイスの「フューチャーライト(FUTURELIGHT)」などがあります。

これはポリウレタンの極細繊維を、まるでミクロのクモの巣のように何層にも吹き付けてシート状にしたものです。この構造のすごいところは、防水性を保ちながら、微量の空気を実際に通す(通気する)という点です。

メモ

従来のレインウェアは、自分が汗をかいてウェア内がサウナ状態(高温多湿)になってから初めて湿気が外に抜け始めていました。しかしナノスピニング素材は、常に空気が循環するため「そもそもムレにくい」という、これまでの常識を覆す快適さを持っています。

そして、私たちUL(ウルトラライト)ハイカーの間で絶大な支持を集めているのが「パーテックス・シールド(Pertex Shield)」です。イギリスのパーテックス社が手掛けるこの素材は、とにかく生地を極薄に仕上げる技術に長けており、驚異的な軽さとパッキングのしやすさを実現しています。軽量化を最優先するガレージブランドのレインウェアにも頻繁に採用されていますね。

このように、「絶対にゴアテックスでなければならない」という時代はすでに終わりを迎えています。自分の登山スタイル(しなやかさ重視か、圧倒的な通気性か、それとも極限の軽さか)に合わせてメンブレンの性質を選ぶことで、山での快適さは劇的に変わりますよ。

モンベルの透湿性に優れたおすすめ品

日本の山の気候を知り尽くしているモンベル。ここの独自素材「ドライテック」も、非常にしなやかで使い勝手が良いです。

私がよく初心者の方におすすめしているのが「サンダーパス ジャケット」です。エントリーモデルと侮るなかれ、独自の立体裁断が秀逸なんです。

登山中って、トレッキングポールを使ったり、岩を掴んだりと、腕を高く上げる動作が多いですよね。サンダーパスは肩周りのパターンが工夫されていて、腕を上げても裾がめくり上がりにくい(ヘムリフトが起きにくい)設計になっています。

メモ

裏地が汗を素早く吸い上げて面方向に拡散してくれるので、汗をかいても肌離れが良く、ベタつきにくいのも嬉しいポイントです。最初の1着としては間違いのない選択だと思いますよ。

ノースフェイスのコンパクトな商品

軽さと着心地のバランスで言えば、ザ・ノース・フェイスの「ハイベント」素材を採用したモデルが個人的にはかなり好きです。

例えば定番の「ドットショットジャケット」は、極限まで生地を薄くしなやかに作られています。バックパックの隙間にクシャッと小さく押し込めるコンパクトさは、荷物を減らしたい日帰り低山やキャンプで本当に助かります。

防風シェルとしても優秀なので、休憩中に少し肌寒く感じたときにサッと羽織るのにもぴったりですよね。

パタゴニアの高耐久性なアイテム

環境への配慮とタフさを両立しているのが、パタゴニアの「H2Noパフォーマンス・スタンダード」を採用したウェアです。

代表的な「トレントシェル 3L・ジャケット」は、私の中では「長くガシガシ使える相棒」という位置づけです。藪漕ぎや岩との摩擦が多いルートに行くときは、この安心感に頼りたくなります。

ポイント

最近のモデルは、水を弾くためのコーティング(DWR加工といいます)に、環境負荷の高いフッ素化合物を使わない「PFCフリー」を採用しています。

自然の中で遊ばせてもらっている私たちにとって、性能を落とさずに環境に優しい素材を選べるというのは、とても意味のあることですよね。

トレラン向けの極薄シェルを比較

さらにスピードを求めるファストパッキングやトレイルランニングの世界になると、求められるスペックは一段と尖ってきます。

ザ・ノース・フェイスの「ストライクトレイルフーディ」のようなモデルは、ジッパーやポケットなどのパーツを極限まで削ぎ落とし、握り拳くらいのサイズに収まってしまいます。

注意

ここで注目したいのが「B-1法」という透湿性のテスト数値です。

これは、ウェア内が汗でムレムレのサウナ状態になったときに、どれだけ強力に湿気を外へ押し出せるかを測る過酷なテストです。

この数値が高いシェルは、大量に汗をかく高強度の運動でも、衣服の中をドライに保つ「ポンプ」のような働きをしてくれます。ただし、生地が極薄なぶん保温性はほとんどないので、インナーダウンなどの防寒着との組み合わせ(レイヤリング)が必須になってきます。

登山のレインウェアは軽量モデルを厳選

ここまで素材の話をしてきましたが、レインウェアを選ぶ上でもう一つ大事なのが「何層構造になっているか」という点です。

軽量モデルを探す場合、主に「2.5層」と「3層」で悩むことになると思います。それぞれの強みを整理してみましょう。

レインウェアの2.5層と3層の構造の違いを示す図解
2.5層と3層の軽さ、耐久性、着心地、価格の徹底比較表

コスパ最強の2.5層構造モデル

レインウェアを探していると「2.5層構造(2.5レイヤー)」という言葉をよく目にすると思いますが、なんだか中途半端な数字でよく分からないですよね。

これは、外側の「表地」と、雨を防ぐ「防水膜(メンブレン)」の2層に加えて、肌が触れる最も内側に極薄のコーティングや立体的なドットプリント加工(これを0.5層と呼んでいます)を施した生地構造のことです。

最大のメリットは、独立した裏地の布(バッカー)を丸ごと省いているため、圧倒的に軽くてしなやかになること。バックパックの隙間にリンゴほどのサイズに丸めて押し込めるので、1グラムでも荷物を軽くしたいUL(ウルトラライト)ハイカーや、スピード重視の登山には最適です。さらに、3層構造のモデルと比べると使われている素材が少ない分、比較的価格が安く設定されており、コスパが非常に高いのも嬉しいポイントですね。

具体的にどんなモデルがあるの?

  • ザ・ノース・フェイス「ドットショットジャケット」
    独自の防水素材「ハイベント」の2.5層を採用した大定番モデル。生地が柔らかくて着心地が良く、日帰り低山やキャンプでの「防風シェル」としても気軽に羽織れます。
  • ザ・ノース・フェイス「クラウドジャケット」
    こちらは「ゴアテックス パックライト(GORE-TEX PACLITE)」という2.5層素材を採用。携帯性に特化しつつも防水透湿性が高いため、少しステップアップしたい方におすすめです。

このように、各メーカーのエントリー向け軽量モデルや、携帯性を極限まで高めたモデルの多くに2.5層構造が採用されています。

注意点とレイヤリング(重ね着)の工夫

2.5層の唯一の弱点は、しっかりとした裏地がないため、汗を大量にかくと生地が直接肌にピタッと貼り付き、不快な「ベタつき」や「冷え」を感じやすいことです。

2.5層レインウェアのベタつきと冷えを防ぐために長袖ベースレイヤーを着るコツ

これを防ぐためのちょっとした山のコツですが、2.5層のレインウェアを着る時は、半袖のTシャツではなく長袖のベースレイヤー(吸水速乾性に優れたもの)を着るのが個人的なセオリーです。肌とウェアが直接触れる面積を減らすだけで、ベタつきのストレスは劇的に軽減できますよ。

「基本は晴れ予報だけど、万が一の雨に備えてお守り代わりにバックパックに入れておきたい」というシチュエーションなら、この2.5層モデルが間違いなくベストな選択肢になるかなと思います。

3層構造が持つ圧倒的な耐水圧

2.5層に対して、本格的なアルプス縦走や長時間の雨風が予想される環境で、私たちが最も頼りにするのが「3層構造(3レイヤー)」です。これは外側の表地、真ん中の防水膜(メンブレン)、そして肌に触れる内側の「裏地(バッカー)」の3枚をピタッと1枚に貼り合わせた生地を指します。

最大の強みは、なんといっても劇的な耐久性と高い耐水圧(水圧に耐える力)です。テント泊などで重いバックパックを背負うと、肩のショルダーハーネスや腰のベルト部分にものすごい圧力がかかりますよね。この「圧」によって生地の表面から雨水が内部へ押し込まれてしまうことがあるのですが、3層構造のしっかりとした生地なら、この強い圧力にも耐え抜き、内部への浸水を確実に防いでくれます。

メモ

裏地(バッカー)が存在することで、自分の汗や皮脂がデリケートな防水膜に直接触れません。これが防水機能の経年劣化を防ぐ役割を果たしてくれます。さらに、極薄のトリコットなどの裏地が汗を素早く吸い上げて面方向に拡散してくれるため、半袖Tシャツの上から着ても2.5層のようなベタつきがなく、常にサラッとした肌触りを維持できるのも大きなメリットです。

「でも、3層って重くてゴワゴワするんでしょ?」と思うかもしれません。私が登山を始めた頃は確かにそうでしたが、今は糸の極細化など技術が劇的に進歩していて、2.5層に迫るほど軽くて柔らかい3層モデルがたくさん登場しています。

ポイント

  • モンベル「ストームクルーザージャケット」
    日本の登山界における3層構造の絶対的スタンダード。「ゴアテックス C-KNITバッカーテクノロジー」を採用しており、3レイヤーでありながら重量わずか250g前後。しなやかでシャカシャカ音が少なく、着心地の良さは感動レベルです。
  • ファイントラック「エバーブレス フォトン」
    国産ブランドが誇る、異次元のストレッチ性を持った3層シェル。レインウェア特有の突っ張り感がなく、大きな段差を登るようなダイナミックな動きにもウェア全体がゴムのように追従してくれます。

数日間にわたって悪天候に晒される可能性がある縦走登山や、岩との摩擦が多い過酷なルートに挑むなら、多少重量が増してもタフな3層モデルを選んでおくのが、命を守るための最も確実な選択かなと思います。

男性は換気機能とサイズ感、女性は冷え対策と肌触りを重視するという男女別の選び方のワンポイント

メンズ向けのおすすめブランド紹介

男性の場合、汗の量が多くなりがちなので、透湿性の高さや、ベンチレーション(脇の下の換気口)の有無はしっかりチェックしたいポイントです。

また、肩幅や胸板の厚さに合わせて、レイヤリングしたときに窮屈にならないシルエットを選ぶことも大切です。

パタゴニアやノースフェイスは、機能性はもちろんですが、街着としても使えるスタイリッシュなデザインが多いので、個人的には一石二鳥でおすすめです。モンベルはサイズ展開が非常に豊富なので、自分の体型にジャストフィットする一着を見つけやすいですよ。

レディースにも人気の高機能な一着

女性向けのモデルは、カラーバリエーションが豊富で、ウエストラインがスッキリ見える立体裁断が施されているものが多いですよね。

ただ、見た目だけでなく「肌触り」や「冷え対策」も重要です。2.5層の冷やっとした感触が苦手な方は、裏地付きでサラッとした着心地の3層モデル(パタゴニアのトレントシェルなど)を選ぶと、ストレスなく行動できると思います。

軽量シェルは保温性がないので、冷え性の型は化繊の中綿ジャケットなどを一枚多めに忍ばせておくと安心ですね。

登山のレインウェアは軽量がおすすめ

日帰り低山には2.5層、アルプス縦走やテント泊には3層がおすすめという登山スタイル別の選び方

今回は、素材の仕組みから構造の違いまで、少しマニアックな部分も交えつつ解説してみました。

「登山 レインウェア 軽量」と一口に言っても、日帰り低山でのお守りなのか、アルプス縦走のメイン装備なのか、それともトレランでタイムを削るためのギアなのかで、選ぶべき正解は変わってきます。

自分のよく行くフィールドや、どんな登山スタイルを目指したいかをイメージしながら選ぶと、きっと最高の相棒に出会えるはずです。

注意

※この記事で紹介している耐水圧や透湿性の数値、および製品の仕様はあくまで一般的な目安です。また、登山の安全性に関わる情報ですので、購入前には必ずメーカーの公式サイトで最新の正確な情報をご確認ください。
天候や体調に不安がある場合は、無理をせず、登山専門店のスタッフなど専門家へのご相談をおすすめします。

最高の相棒と安全な山旅へ。自分のスタイルに合った一着を選びましょうというメッセージ

軽くて快適なレインウェアを手に入れて、安全で楽しい山旅に出かけましょう!YAMA-GO編集部のりょうでした。

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