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ザック 30Lで迷ったら!失敗しない選び方とおすすめ名機

こんにちは、YAMA-GO編集部のりょうです。関西を拠点に、北アルプスを中心にULスタイルで山を楽しんでいます。このブログ「YAMA-GO」では、実際に使ったギアのレビューや選び方、山のノウハウなんかを発信しています。

ザック選びって正直迷いますよね。今回は実際に使った中から、これからステップアップしたい方に向けた30Lクラスの選び方について整理してみました。

初めての登山に向けてザックの30Lクラスを探している初心者の方や、日帰りから山小屋泊へのステップアップを考えている方からよく相談を受けます。また最近では、街使いや通勤、あるいは数日間の旅行といった日常的な用途で使える30lのザックの選び方を知りたいという声も多いです。体に合わないザックで痛い思いをしないためにも、背面長の測り方やフィッティングのコツはとても重要になってきます。

この記事では、僕の実体験をもとに、皆さんの用途にぴったり合うザックを見つけるヒントをお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

  • 初心者にとってなぜ30Lというサイズが適しているか
  • 用途やスタイルに応じた後悔しないザック選びの基準
  • 体への負担を減らす背面長の測り方とフィッティングのコツ
  • 登山だけでなく通勤や街使いにも活躍するおすすめモデル

基礎から学ぶザックの30Lクラスの選び方

まずは、ザックの基本となる選び方についてお話ししていきますね。見た目のデザインも大事ですが、山で一日中背負うことを考えると、機能性やサイズ感がとても重要になってきます。

登山初心者に最適なサイズの理由

20L、30L、40Lの容量比較と30リットルが最適な理由

初めて登山用品店に行くと、本当にいろんなサイズのザックがあって戸惑ってしまいますよね。僕も最初は「大は小を兼ねるかな?」なんて思って、大きめのものを買おうとしていました。

でも、初心者の方にこそ30L前後のサイズを強くおすすめします。その理由は、日帰り登山に必要な装備を入れるのに「大きすぎず、小さすぎない黄金サイズ」だからです。

レインウェア、防寒着、水、行動食、そしてファーストエイドキット。これらを20lクラスに入れるとパンパンで出し入れがしづらくなります。逆に40lだと中身がスカスカになってしまい、歩くたびに荷物が揺れて体力を奪われてしまうんです。

ポイント

  • 20L:荷物を極力減らしたい近所の低山やトレラン向き
  • 30L:日帰り登山に必要な基本装備が綺麗に収まりパッキングしやすい
  • 40L〜:テント泊や冬山など本格的な装備が必要なシーン向き

適度な余裕がある30Lなら、山頂で食べるカップラーメン用のバーナーなど「ちょっとしたお楽しみ」の道具も持っていけます。最初の相棒として、これほど頼もしいサイズはないかなと思います。

用途に合わせた後悔しない選び方

リュックの使い勝手を決める4つの確認ポイント(出し入れ、ポケット、通気性、雨対策)

30Lのザックと一口に言っても、各メーカーから本当に多種多様なモデルが販売されています。ここで失敗しないための最大の秘訣は、「自分がどんなシーンで一番使うか」を具体的に想像することです。

同じ30Lという容量であっても、構造や素材が変われば実用性は劇的に変わります。個人的には、カタログの数字よりも「実際の収納力とアクセス性」に注目して選ぶのが後悔しないコツかなと思います。

荷物へのアクセス方法(開閉の仕組み)

まずは、メインの荷室にどうやってアクセスするかです。昔ながらのザックは上部だけが開くタイプ(トップローディング式)が主流でした。これは荷物を上からギュウギュウに詰め込める反面、底の方に入れた防寒着がすぐに出せないという弱点があります。

最近は、前面がスーツケースのようにガバッと大きく開くフロントオープン構造のモデルも増えています。休憩中に必要なものをサッと取り出したい方や、パッキングが苦手な方には、こちらが圧倒的に便利ですよね。

ポケットの数と配置(収納のスタイル)

歩きながら水分補給ができるサイドポケットや、スマホや行動食をすぐに出せるヒップベルトのポケットなど、外部ストレージの充実度も要チェックです。ポケットが多いと小物の仕分けが楽で、いちいちザックを下ろす手間が省けます。

ただ、ポケットが多いほど外側がデコボコするので、岩場や木の枝がせり出した細い登山道を歩く際は引っかかりやすくなります。

メモ

※岩や枝への引っ掛かりを「スナッギング」と呼びます。要するに、険しい山やヤブ漕ぎをするようなルートに行くなら、外観がツルッとしたシンプルなモデルの方が安全ってことです。

背面の通気システム(汗冷え対策)

夏場の低山ハイキングなど、とにかく汗をかくシーンが多いなら、背面の通気性は妥協できないポイントです。

背中に直接触れないよう、トランポリンのようにピンと張られたメッシュパネルを採用しているモデルを選ぶと、背中に風が抜けて劇的に快適になります。ただし、こうした通気システムを持つザックは、フレーム構造が複雑になる分、本体の重量が少し重くなりがちというトレードオフもあるので、自分の発汗量や歩く時期と相談してみてください。

耐久性(生地の厚み)と防水機能

岩場が多い本格的な山に挑戦したいなら、生地が厚く擦れに強いモデルが安心です。軽量化を重視するモデルでは、本体は薄めの生地にしつつ、地面に置いたときに一番擦れる底面(ボトム)などにだけ分厚い生地を使うといった工夫がされています。

メモ

※生地の厚さは「デニール」という単位で表されます。要するに、この数字が大きいほど生地が分厚くて丈夫ってことです。軽量化と耐久性のバランスを見る重要な目安になります。

また、山の天気は変わりやすいので雨対策も必須です。初心者の方には「レインカバーが標準装備」されているモデルを強くおすすめします。後からサイズが合うものを探す手間とコストが省けますし、ザックの底などの専用ポケットに収納されているので、いざという時にサッと被せられて安心ですよ。一方で、生地そのものにテント並みの防水性能を持たせて、短時間の雨ならカバー不要で行動できるタフなモデルもあります。

ポイント

  • 荷物の出し入れのしやすさ(上からか、前からか)
  • ポケットの数(便利さ重視か、引っ掛かりにくさ重視か)
  • 背面の通気性(汗っかきならトランポリン構造を)
  • 生地の厚さと雨対策(レインカバー標準装備が便利)

これらを基準に自分の「よく行く山のスタイル」を当てはめていくと、自然と最適な相棒が絞られてくるはずです。

快適さを左右する背面長の測り方

身長ではなく背中の長さで選ぶための背面長の正しい測り方

ザック選びで一番大事と言っても過言ではないのが、この「背面長(バックレングス)」です。身長が同じでも、足の長さや胴の長さは人それぞれ違いますよね。

ザックは身長で選ぶのではなく、自分の背中の長さに合わせるのが鉄則です。ここを間違えると、どんなに高価なザックでも肩や腰が痛くなってしまいます。

正しい背面長の測り方

測る場所は主に2点です。首の後ろにある一番出っ張っている骨(第七頸椎)から、両腰の骨の一番上を結んだ水平線(腸骨稜)までの長さを測ります。

注意

自分で正確に測るのは結構難しいので、家族や友人に手伝ってもらうか、アウトドアショップの店員さんに測ってもらうのが確実です。また、骨格には個人差があるため、ここでの測り方はあくまで一般的な目安としてお考えください。

自分の背面長が分かれば、メーカーが公表している適合サイズ(S、M、Lなど)と照らし合わせることができます。ただ、メーカーによって基準が微妙に違うので、やはり最後は背負ってみることが大切ですね。

痛みを防ぐフィッティングのコツ

疲労を激減させる正しいリュックの背負い方と4つの手順

背面長が合ったザックを見つけたら、次は正しいフィッティングです。ザックは「肩で背負う」と思われがちですが、実は「腰(骨盤)で重さを支える」のが正解なんです。

正しいフィッティングの手順は以下の通りです。

  • まず、すべてのベルトを緩めた状態でザックを背負います。
  • 腰のベルト(ヒップベルト)を骨盤を包み込むようにしっかり締めます。ここで重さの7〜8割を支えるイメージです。
  • 次に、肩のベルト(ショルダーストラップ)を引いて、背中に隙間ができないように密着させます。
  • 最後に、胸のベルト(チェストストラップ)を留めて、肩ベルトのズレを防ぎます。

お店で試着する際は、必ず5kg〜8kg程度の重り(ウェイト)を入れてもらってからフィッティングしてください。空っぽの状態では、実際の背負い心地は全く分かりません。

日帰りから山小屋泊までカバーする容量

30Lという容量の魅力は、なんといってもその拡張性にあります。日帰り登山で経験を積んで、「次は山小屋に泊まってみたい!」となった時でも、30Lあれば十分に対応できるんです。

山小屋泊の場合、寝袋やテントは不要なので、増える荷物は着替えや洗面用具、翌日の行動食くらいですよね。日帰りの装備を少し工夫してパッキングすれば、しっかり収まるマージンがあります。

僕自身、初めての山小屋泊は30Lのザックで行きました。荷物をコンパクトにまとめるパッキング技術(スタッキングといいます。要するに、コッヘルの中にガス缶を綺麗に収めたりして隙間をなくすことです)の練習にもなりますし、無駄な荷物を減らす意識が芽生えるので、スキルアップにも繋がると思います。

ライフスタイル別ザックの30Lクラス名機

山小屋泊、通勤・街使い、海外旅行、超軽量スタイルなど目的別の最適機能リスト

ここからは、山だけでなく日常生活も含めて、様々なライフスタイルに合わせたおすすめの30Lクラスのザックをご紹介していきます。用途によって選び方の視点が変わってきますよ。

通勤に最適なパソコン収納付きモデル

最近は、アウトドアブランドのザックを通勤で使う方が本当に増えましたよね。両手が空くし、重い荷物でも疲れにくいので、一度使うと手放せなくなります。

通勤や通学メインで考えるなら、PCスリーブ(パソコンを保護する専用ポケット)が内蔵されているモデルが絶対におすすめです。ザ・ノース・フェイスやパタゴニアのデイパックなどは、街でも浮かない洗練されたデザインでありながら、背面のクッション性などアウトドアの基本性能をしっかり押さえています。

ただ、本格的な登山ザックにあるような分厚いヒップベルトは、電車の中などでは邪魔になることもあるので、取り外し可能なものや、簡易的なベルトのモデルを選ぶとスマートですね。

普段の街使いにも馴染むデザイン性

休日のちょっとしたお出かけやカフェでの作業など、普段の街使いで30Lを使うなら、デザイン性やカラーリングも重要ですよね。

コテコテの登山用というよりは、表面の凹凸が少なくスッキリしたシルエットのものを選ぶと、カジュアルな服装にも合わせやすいです。また、メインの荷室にアクセスしやすいジッパー構造のもの(スーツケースのようにガバッと開くタイプ)だと、下の方に入れた荷物も取り出しやすくて便利です。

街使いで選ぶポイント

  • 洋服に合わせやすい落ち着いたカラー(ブラックやアースカラーなど)
  • 電車やバスで前に抱えやすい、厚み(マチ)が抑えられたフォルム
  • スマホや財布をサッと取り出せる外部ポケットの充実度

高い防犯性で海外旅行にも安心な構造

30Lというサイズは、LCC(格安航空会社)の機内持ち込みサイズに収まることが多いので、数日間の海外旅行やバックパッカー的な旅にも最適です。

旅行用として考える場合、特に治安に不安がある国へ行くなら防犯性を重視したいところです。ミレーなどの一部のモデルには、メインのジッパーに南京錠を通せる穴が空いているものがあります。

また、ナイフで切られにくい強靭な素材を採用しているものや、背中側に貴重品を入れる隠しポケットがあるモデルを選ぶと、安心して旅を楽しめますね。

負担を軽減する超軽量モデルの魅力

最後に、僕が普段実践しているUL(ウルトラライト)スタイルにも通じる、超軽量モデルについて少しお話しします。

最近は素材の進化が凄まじく、30Lの容量がありながら総重量が600gを切るようなザックも登場しています。一般的な登山ザックが1kg〜1.5kg程度あることを考えると、ザックを変えるだけで劇的な軽量化になります。

荷物が軽くなれば、コースタイムを縮めたり、より遠くまで歩いたり(ファストパッキングと言います。要するに、トレランと登山の中間みたいな速いペースで歩くスタイルのことです)することが可能になります。

注意

超軽量ザックは、フレームが省略されていたり、生地が薄かったりするため、重い荷物(10kg以上など)を入れると逆に肩に食い込んで痛くなることがあります。自分のベースウェイト(基本的な装備の重さ)をしっかり把握してから導入することをおすすめします。

最適なザックの30Lクラスで快適な体験を

お店で5〜8キロの重りを入れて実際にリュックを試着する様子

ここまで、初心者向けの選び方から、通勤、旅行、超軽量モデルまで、様々な角度からザックの30Lクラスについてお伝えしてきました。

30Lという容量は、本当に懐が深くて使い勝手の良いサイズです。僕自身も、初めて買った30Lのザックはボロボロになるまで使い倒しましたし、今でも「ちょっとそこまで」のハイクには欠かせない相棒です。

今回ご紹介した背面長の測り方や、自分がどんなシーンで使いたいかをぜひじっくり考えてみてくださいね。この記事が、あなたにとって最高のザック選びの参考になれば嬉しいです。もちろん、最後は必ず専門店に足を運んで、実際に背負ってしっくりくるか確かめるのを忘れないでくださいね。安全に、そして快適に山や旅を楽しみましょう!

メモ

※この記事で紹介している選び方や数値データはあくまで一般的な目安です。実際の体感や適正サイズは個人差が大きいため、最終的な判断や詳細なフィッティングについては、アウトドア専門店のスタッフ等にご相談されることを強く推奨します。

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